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mizoyu's blog(仮)

22歳男子が自分の趣味から気になる時事ニュースまで偉そうに書いていくブログ

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アサド政権について自分なりの考えを書いてみる

シリアのアサド政権軍が反体制派地域イドリブ県のハーン・シャイフーンで化学兵器を使用し多数の市民の命を奪ったとして、アメリカがアサド政権下のシャイラート空軍基地を巡航ミサイルで攻撃したことで、日本でもシリア情勢に注目が集まっているなと感じています。

僕は完全な素人ですが以前からシリア情勢に関心があり、確か2016年8月頃からから情勢に関するニュースを確認する習慣を持っているのですが、プロパガンダが大量に湧いてるらしく専門家でも言ってることがバラバラであったりするので、なにが正しく何が間違っているのかよく分からない状況です。

おそらく内戦開始時やそれ以前からシリアをウォッチしてきた人なら、時系列順に情報を得ることができ、プロパガンダがいつどこから湧いたとかも確認しながら情勢を追うことができると思うのですが、最近になって情勢を理解したいと思い勉強を始める人は、情報の洪水をかき分けていく必要があり、それはとても難しいことだと思います。

 ただ僕が8~9か月ほど情勢の情報や有識者の分析記事を読んでいて気付いたことがあって、それは、シリア情勢で一番重要な「ものの見方の物差し」はアサド政権に対する認識だということです。アサド政権を虐殺者と見れば「アレッポは陥落した」と表現し、解放者と見れば「アレッポはliberate(解放)され平和になった」と表現することになります。

 そこでこの記事では、アサド政権がどういう政権であるかということについて、自分なりの考えをまとめることにします。加害者の味方をしたくないので、間違ったこと書いていたら指摘していただけると助かります。

 

アサド大統領の主張

news.tbs.co.jp

まずTBSが2017年1月17日に行ったアサド大統領へのインタビュー動画です。このインタビューは結構非難されてたと思いますが、アサドの主張を知るためには良い材料ですよね。

アレッポなどでシリア軍やロシア軍が住宅街や病院を空爆したことに関して

「一般市民のためにと叫ぶ人たちはシリアやロシアが一般市民を殺しているとの一片の証拠でも提出したのか」

「道徳的に政府が自国民を殺すことがありえるのか」

「我々がここ(ダマスカス)にいるのは国民の支持があるからだ」

と主張しています。

 国境なき医師団のアサド政権への無差別爆撃停止要求

www.msf.or.jp

この国境なき医師団の記事の内容は、アサド政権とその同盟軍がアレッポで民間人に対する爆撃や病院への空爆を行っているとしてそれを非難し停止を求めるものです。SNS上で一般市民やジャーナリストによる空爆等の映像が大量に出回っていたので、信憑性はかなり高いと考えています。

 アルジャジーラが、空爆にあったアレッポの病院内での映像を公開しています。見るのが辛い内容ですが一応。

www.aljazeera.com

アムネスティの報告①

www.amnestyusa.org

2011年3月に危機が始まってから、シリアの複数の刑務所で非人間的な環境と拷問により17000人が亡くなったという報告が、国際的な人権NGOアムネスティによって2016年8月にされています。

アムネスティの報告②

www.telegraph.co.uk

2011年から2015年までダマスカス近郊のSaydnaya軍事刑務所で13000人が絞首刑にされたという内容をアムネスティが2017年2月に報告し、テレグラフが報告内容を映像化しています。

A previous report published in August 2016, for which Amnesty International partnered with a team of specialists at Forensic Architecture, University of Goldsmiths to create a virtual 3D reconstruction of Saydnaya prison, estimated that more than 17,000 people have died in prisons across Syria as a result of the inhuman conditions and torture since the Syrian crisis began in 2011. This figure does not include the estimated 13,000 additional deaths as a result of the extrajudicial executions exposed in this report.

-Human slaughterhouse: Mass hangings and extermination at Saydnaya prison, Syria | Amnesty International USA から引用

 この引用文にある通り、シリアの複数の刑務所で非人間的な環境と拷問により17000人が亡くなったという2016年8月の報告とは別に、13000人が司法手続きによらずに処刑されたという報告です。

 アサド政権(とロシア)の主張の信憑性は低いと思う

「道徳的に政府が自国民を殺すことがありえるのか」と主張するアサド大統領ですが、信頼できるNGOのレポートや現地からの情報など多数の報告から、主張の信憑性は低いなと僕は考えています。また、アサド政権と共に空爆をするロシアの主張も怪しいと感じます。例えばスプートニクがBanaちゃんを英国情報機関のプロパガンダだと主張する記事も、証拠にならないようなことを書いてるだけのもので、ますます信用できないなと考えています。

 今回のアサド政権の化学兵器使用(疑惑)に関しても「反体制派の化学工場があった」と主張したようですが、反体制派が製造するには複雑すぎ、高価すぎるようです。また化学兵器専門家の方曰くシリアにおいてはサリンは使用の数時間、多くとも一日前に2つのより安定な物質を合成して作る必要があるため工場を空爆しても出てこないようです。(Syria chemical weapons attack: what we know about deadly air raid | World news | The Guardianから)opcwの調査でサリンが確定すれば、アサド政権の仕業だと考えていいのかなと勝手に思っています。調査ってどれくらい時間がかかるのでしょうか。

アサド政権は虐殺者か

内戦で既に30万人以上が亡くなっていて、素人が簡単に考えを述べてはいけないなと思いつつも書かせてもらいますと、アサド政権がやってることは虐殺にほかならないなと考えてます。シリア人権監視団の統計によれば民間人殺戮の大多数がアサド政権軍によるものであるからです。シリア人権監視団は反体制派だから偏ってるかも、という考え方はありますが、以下の引用ツイート

 にあるように、世界の主要メディアはこの統計をよく使うので、一番信頼ある情報として考えています。今度ホームページちゃんと読んでみます。

 

ここまで書いて、自分の理解は浅いなと改めて思いました、、、。もっとちゃんと理解したいな。

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